表面改質処理他

ベーキング処理

　ベーキング処理とは、めっき後に熱処理を行うことです。焼入れ製品などの水素脆性除去などのために行われていましたが、今では無電解ニッケルなどの表面硬度を上げたり、酸化皮膜を生成させるなど色々な目的での処理も行っています。

ベーキング処理機器
・連続ベーキング処理機
連続ベーキング処理機連続でベーキング処理が可能です。最高300℃までの加温が可能です。温度分布も独自の比例制御により安定しています。チャート紙にて記録していますので、ベーキング炉使用時のトレースも取れます。
・バッチ式ベーキング炉
バッチ式なのでより高温の処理が可能で、MAX500℃までの炉が3工場で10台あり、比例制御により安定した温度分布になっています。MAX350℃までは1台、MAX300℃までが4台あり、各種表面処理後の水素脆性、表面効果などに対応できます。

処理寸法につきましては、材質によっても処理寸法が変わります。材質、形状により処理できないものもありますので、詳細については当社営業までお問合せ・ご連絡ください。